Original Update by Erik Drost
2023年9月19日、日本でNBA放送を独占契約してるNBA Rakutenから新プランが発表され、SNSに衝撃が走りました。
NBA楽天が試合観たいならモバイル契約しろと言わんばかりの超絶値上げ。
LEAGUE PASSはシーズン契約を廃止し、税込4,500円の月額パスのみに(前は2,970円)。さすがにやり過ぎでは??https://t.co/dEj5OgaQwh— はん (@han27890049) September 19, 2023
以下に2023-2024シーズンのNBAを視聴する方法、対策をまとめます。
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NBA Rakutenがプランを変更
まず変更点は以下の通りです。
変更前 | 変更後 | |
ベーシックパス | 990円/月 | 廃止 |
リーグパス | 2,970円/月 | 4,500円/月 |
シーズン契約による値引き | あり | なし |
この少し前に「楽天モバイルユーザーは2023-2024シーズンのNBAがNBA Rakutenにて全試合視聴無料!」と発表されていて、楽天モバイルユーザーである私は大喜びしていました。
ただ今回の発表はそんな私でも思わず引いてしまうほどの値上げでした。
ちなみに他の主な動画視聴サービスと比較すると以下の通りです。
ネットフリックス:1,490円/月
ダゾーン:3,700円/月
アマゾンプライムビデオ:600円/月
NBA Rakuten:4,500円/月
このプラン改定の狙いはやはり、楽天モバイル事業へのテコ入れと思われます。
2022年通期で楽天モバイルは4928億円の赤字、楽天グループ全体では3639億円の赤字で、楽天モバイルが楽天グループ全体を赤字にしている状態です。
設備投資も一段落しつつあり、最近は業績に改善傾向が見られるものの、楽天モバイルの業績立て直しは急務。
2023年バスケW杯で盛り上がりを見せたバスケ人気にあやかりNBA Rakutenを、楽天モバイルをもっと多くの方に使っていただきたい。楽天さんからはそんな気持ちが感じられます。
NBA Rakutenは高すぎ?むしろ安くなったとも言える
そんな2023-2024シーズンのNBA視聴ですが、実は楽天モバイル以外の通信会社ユーザーにとってもこれまでより安く視聴することが可能となっています。
【怒れる日本のNBAファンへ】
月1000円でNBAを見る為に
今自分が使っている回線を楽天にする必要はありません。
スマホに2つ目で楽天回線を追加すればOKです。
2018年9月以降(iPhoneXR以降)のスマホにはesim(チップ不要で通信可)と言う機能が備わってます。
つまりオンラインで即日開通が可能です。— ぼすとんあみ (@02243434) September 19, 2023
楽天のNBAファン囲い込み作戦が不評ですが、意外と知られてない事実を一つ。楽天モバイルはsimのみ契約があり、わざわざ乗り換えたりスマホを買う必要がありません。ので、simだけ買って放置すれば楽天に乗り換えなくても月額1,078円でNBAが見放題になります。
って僕の周りの賢人たちが言ってましたw pic.twitter.com/tbnnp09sU0
— 大柴壮平 (@SOHEIOSHIBA) September 19, 2023
なぜなら楽天モバイルは通信会社を乗り換えなくても「SIMカードのみの契約」が可能だからです。
SIMカードとは、スマホで通話やインターネットを可能にする小さなカードです。
そして楽天モバイルは月間のデータ使用量が3GB以内であれば、料金は980円(税込1,078円)です。
つまり「楽天モバイルをSIMカードのみ契約して、これまでのスマホも通信会社も継続利用する」という選択肢があります。
これなら月々約1,000円でNBAを全試合見放題!となるわけです。
eSIMなら即日開通できる
さらに「楽天モバイルでeSIMを契約する」という手もあります。
eSIMとはSIMカードが無くてもスマホ端末に組み込まれた部品で通信環境をコントロールする仕組みのことです。
お手持ちのスマホがeSIM対応なら、楽天モバイルでeSIM契約を行うことで即日開通が可能となります。
楽天モバイル検討してる人は
•物理simで申し込む(数日で届く)
•今使ってるスマホでsimを入れ替える
•開通手続きをする
•元のsimに戻す
•契約時の楽天のアカウントを使って楽天
nbaにログイン•楽天のsimは保管して放置しとく
て流れですね。これが一番面倒が少ないと思う
— キラーマシーン2@ph+ALL (@CDWYckPlLF2435) September 19, 2023
※こちらのポストがわかりやすいです。
楽天NBAリーグパスの要点まとめました!
○やるべき事は3つ
・持ってる楽天アカウントで楽天モバイルを新規契約
・初期設定したら回線は封印
・シーズン終わったら解約 pic.twitter.com/iX8f6LQhDY— エスカレートするドしろーとバスケファン (@seo_theo) September 19, 2023
楽天モバイルってどうなの?個人的実感
楽天モバイルの大きな強みは最大でも月額3,278円(3GB以下なら1,078円)でデータ通信が無制限、通話も無制限という点にあります。
楽天モバイルの料金とデータ通信量の比較
月額料金 | データ通信量 | |
楽天モバイル | 1,078円~3,278円 | 無制限 |
povo | 0円~ | 1GB~無制限 |
ahamo | 2,970円 | 20GB |
ahamo大盛りオプション | 4,950円 | 100GB |
LINEmo(スマホプラン) | 2,728円 | 20GB |
楽天モバイルを2年ほど使ってる私個人の感想としては以下の通りです。
良い点
- データ容量無制限は凄く良い
- 通話無制限もありがたい
- 楽天ポイントが貯めやすい、使いやすい
悪い点
- たまに電波が届きにくい
なんといっても「データ無制限」が良いですね。動画でもなんでも容量を気にすることなく無制限で使って月額3,278円は凄く良いです。
ただ楽天モバイルはdocomo、au、ソフトバンクのようなプラチナバンドではありません。よって地下などでたまにつながりにくいことがあります。
「通話品質が悪い」という声もありますが、私は正直それほど不便を感じたことはありません。「サービス開始当初よりだいぶ改善された」という声も聞きます。
総じての感想は「多少の不便を感じることはあるけど、トータルで見ると満足してるし使い続けたい」です。
「NBAを見るためにとりあえずSIM契約してみる」「通話やデータ通信も試してみて満足できるなら乗り換える、満足できないならそのまま今の通信会社をそのまま使う」という選択肢もありだと思います。
NBA関連の施策関係なく純粋なサービスへの評価ですが、楽天モバイルを自宅、地下鉄、ビル、行楽地で使用した結果、今まで使っていたmineoより"やや繋がりやすい"という結論に至りました。…
— はん (@han27890049) September 24, 2023
NBAは楽天以外では見れない?無料視聴する方法は無い?
「値段はともかく、今回のやり方が好きじゃない」
値段どうこうより、楽天さんの商売のやり方そのものに対する反感の声も見られます。
楽天さんからすれば「楽天モバイルに入ってくれれば、これまでより安くNBAを観れますよ」ということなのだと思います。
ただ「動画配信サービスのために通信会社と契約する」という他に例が無いような流れなので強引さを感じてしまう方も一定数いるようです。
ちなみに今回の料金改定を受けて「アメリカのNBAリーグパスと直接契約したい」と考える方もおられるようですが、こちらの意見が参考になると思います。
NBA楽天の大幅な値上げでVPN経由でアメリカのリーグパス契約を考えている人を見かけましたが全国放送(人気の試合)はライブで見れないし見逃しも72時間後からなど制約のあるサービスなので注意です。
楽天との詳しい比較はブログに書いています。https://t.co/xNDUVUKoLC#RakutenNBA#NBARakuten
— Dori 🇺🇸 (@7uiCe7) September 20, 2023
かいつまむと「テレビ放映してる試合はストリーミングでは見れない」「見逃し配信は72時間待たなくてはならない」などの理由で「使い物にならない」と結論づけています。
2023-2024NBAを見る方法まとめ
- 日本でNBAを見るなら「NBA Rakuten」一択
- 楽天モバイルと契約すれば月額1,000円くらいで全試合が視聴できる
- 楽天モバイルと契約しなければ月額4,500円(シーズン契約での値引きは無し)
もともと楽天モバイルユーザーの方
- NBAが全試合見放題だー\(^o^)/
楽天モバイル以外の方
- 楽天モバイルを契約する(最低月額1,078円)
- 月額4,500円でNBA Rakutenを契約する
- YouTubeなどのハイライト勢になる
これを機にNBAの視聴者や楽天モバイルのユーザーなど、いろいろと変化が起きそうな気がします。
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